プロローグ レッサーパンダ帽の男が浅草に
加害者・被害者―逮捕まで
報道―隠されたこと
裁判一―初公判での「沈黙」
被害者一―家族のアルバム、その突然の空白
裁判二―「障害」はどう受けとめられたのか
裁判三―「自閉症」をめぐる攻防
加害者一―「なぜ顔を上げないのか」と男は問い詰められた
加害者二―放浪の果て
被害者二―「思い出も、声も忘れたくないのに…」
被害者三―「教え子の事件」が連れてきた場所
裁判四―消された目撃者
裁判五―「殺して自分のものにする」と言ったのは誰か
裁判六―彼らはどのように裁かれてきたのか
被害者三―「この国を腐らせているのはマスコミのあなたたちではないか」
加害者四―責任と贖罪
裁判七―それぞれの判決
エピローグ―最期のレクイエム