- ぼくの日本語遍歴
- 塀の外で
- 想像への畏敬―大和路をゆく
- 伝記なき先駆者たち―表現そのものの歴史
- 日本語を書く部屋
- 言霊の再発見
- 「日本にいる」ことのアイロニー
- 日本語の「所有権」をめぐって
- 「世界文学」から「ワールド・フィクション」へ
- 「表現のことば」新たな輝き
- 太宰治、「津軽」への旅
- 安部公房の「満洲」
- 大庭みな子の「アメリカ」
- 文学にとって「原爆」とは何なのか:女の「戦後文学」
- “談話”『古事記』はひとつの奇跡である
- 大江健三郎のノーベル賞・夜話
- 日本語のスケールに触れたとき:司馬遼太郎の「新宿」
- 「和訳」された大陸
- 乖離と「アイデンティティ」―「在日」を見直す
- 越えてきた者の記録
- 野茂英雄、あるいは「越境」の勝利
- 新宿へ、アジアの都市へ
- 越境の時代
- 特快列車に乗って
- 北京語の聞こえる部屋