いい本のまとめ
多くの読者が高く評価しているおすすめの本と書評
  ベスト1000冊

マルクス・アウレリウス『自省録』―精神の城塞 (書物誕生―あたらしい古典入門)

著者:荻野 弘之 
出版社:岩波書店
単行本:230ページ
発売日:2009-07-17
価格:2376円
分類: 西洋思想 
キーワード: マルクス  アウレリウス  自省録  精神 
評価 3.6   読者数 2.3
マルクス・アウレリウス『自省録』―精神の城塞 (書物誕生―あたらしい古典入門)
       

<マイリスト>

<目次>

第1部 書物の旅路―テクスト生誕の謎(生きられたストア主義;マルクス・アウレリウスの生涯とその時代;エピクテトスの思想―ローマ時代のストア哲学;ストア派の影響と受容の歴史―賞讃・共感・批判;『自省録』という書物(一)―成立の謎・写本伝承・翻訳の歴史
『自省録』という書物(二)―誰のために?何のために?
補論 皇帝のイコン―目に見えるマルクス像)
第2部 作品世界を読む―自己対話のテクスト空間
  • 『自省録』のスタイルとその思想
  • 苦悩する魂とその救済―『自省録』の宗教性
  • 哲学の理念―観照と実践、規則の変奏
  • 精神の訓育―想像力の開花・書くことの意味
  • 謎の第一巻をどう読むか―徳目の博物館・回想と自伝

<荻野 弘之の本>

<こちらの本も閲覧されています>