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松川裁判から、いま何を学ぶか 戦後最大の冤罪事件の全容

著者:伊部 正之 
出版社:岩波書店
単行本:294ページ
発売日:2009-10-10
価格:2700円
分類: 暮らしの法律 
キーワード: 裁判  いま    戦後  最大  冤罪  事件 
松川裁判から、いま何を学ぶか 戦後最大の冤罪事件の全容
       

<マイリスト>

<目次>

第1章 真夜中の列車転覆―松川事件の発生
  • 一九四九年八月一七日、午前三時九分
  • 検察・警察の迅速な対応は何を意味するか
  • 選び出された被告たち
  • 二本の幹線と一〇本の支線―出揃った被告たち
第2章 松川裁判の一四年―無罪はいかにして勝ち取られたか(裁判はいかに開始されたか;犯行の動機はいかに説明されたか;実行行為とアリバイとの矛盾;第一審(福島地裁)―四九年一二月五日?五〇年一二月六日
第二審(仙台高裁)―五〇年一二月七日?五三年一二月二二日
上告審(最高裁大臣法廷)―五三年一二月二三日?五九年八月一〇日
差戻審(仙台高裁)―五九年八月一一日?六一年八月八日
再上告裁(最高裁第一小法廷)―六一年八月九日?六三年九月一二日
国家賠償裁判)
第3章 松川運動の特質とは何か―裁判批判と救援と
  • 孤立からの突破口を求めて
  • 一審全員有罪に直面して―挫折からの回生への苦闘
  • 最高裁での勝利をめざして―松川運動の形成と発展
  • 差戻審での無罪判決を求めて―松川運動こそが門田判決を可能にした
  • 無罪判決の確定をめざして―再上告審段階の松川運動
  • 無罪確定以後の松川運動
  • 人々はなぜ松川運動に引きつけられたのか
  • 松川運動が遺したもの―世界の社会運動史に輝く金字塔
第4章 松川事件の背景と真犯人―占領下の黒い霧
  • 一九四九年と松川事件
  • 松川事件はなぜ福島県で起こったか
  • 真犯人はどこにいる
おわりに 松川裁判と現代―松川裁判から、いま何を学ぶか

<新聞書評>

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