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現代韓国の思想―1980‐1990年代

著者:尹 健次 
出版社:岩波書店
単行本:335ページ
発売日:2000-09-08
分類: 現代思想  東洋思想 
キーワード: 現代  韓国  思想 
現代韓国の思想―1980‐1990年代
       

<マイリスト>

<目次>

第1章 韓国同時代史への視角
  • 「革命の時代」1980年代と知識人
  • 資本主義論争とマルクス主義
  • 韓国近現代史の枠組み
  • 「民衆」概念と中間層論争
第2章 激変にさらされる思想
  • 社会主義圏の崩壊と進歩陣営の動揺
  • マルクス主義の分化とアルチュセール
  • 金泳三政権下の政治・思想空間と市民社会論
  • 市民運動の展開と急進的民主主義論
第3章 「近代」を問う―1990年代
  • ポストモダニズムと「近代性」
  • 「脱近代」と新左派
  • 旧左派とマルクス主義の再構成
  • せめぎあう歴史認識
第4章 混迷する思想―新時代への模索(金大中政権の誕生(1998年)と新自由主義
脱冷戦下の分断パラダイム
モダニティと「脱植民地主義」
思想の再構築)
むすびにかえて―韓国の同時代思想からなにを学ぶか

<新聞書評>