序 満洲の「忘れ草」―農業、学問、戦争のあいだ
第1章 東京農大満洲農場の記憶―国家は学生を盾にし、大学はかれらを見すてた
第2章 国策と学問が手を結ぶとき―大学はなぜ「報国農場」を推進したのか
第3章 満洲移民はいかにして農学の課題となったのか―橋本傳左衛門の理論と思想から考える
第4章 「食糧戦争」の虚像と実像―満洲報国農場の系譜と戦後処理
補章 満洲報国農場とは何だったのか―限られた資料から空白をたどる
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